「AIは触っている。でも、何から仕事にすればいいのかわからない」
個別面談で、いちばん多く聞く言葉です。「一人でやってると頭がぐるぐるして」「何をすればいいのかがわかんない」。2026年8月から10月の面談だけでも、何度もこの言葉を聞きました。
この記事では、ぼくが面談でくり返し話している順番と、成果インタビューを受けてくれたメンバーが実際にやっていたことを照らし合わせて、AIで最初のお金をつくるまでの5ステップにまとめました。

引用は、2026年8月〜10月の個別面談と成果インタビューでの発言です。面談の相手の名前は出していません。金額などの数字は本人の報告で、同じ結果を約束するものではありません。
どのステップにも「今日の1アクション」を付けました。全部を一度にやる必要はありません。今いるステップの1アクションだけやってみてください。
ステップ1:何に使うかを1つに絞る
自分の仕事・時間・これまでの経験を書き出して、「誰の、どんな困りごとを、AIで楽にするか」を1つだけ決めます。
よくある止まり方
- 「AIで何をやりたいか」が決まらないまま、いろいろ試して終わる
- できることが多すぎて、絞れない
- サイトや発信先だけが増えて、どこから問い合わせが来るのかわからない
作れることと、それを届けることは別。ぼくであれば、何か一つに絞ってまずは行くのがいいかな(面談より)
1週間の自分の時間の棚卸しを、AIと一緒にやってみてください(面談より)
成果を出した人がやっていたこと
- くんくんさん:これまで自分がやってきたことをClaude Codeに棚卸しさせて文書にし、それを講座の中身にした。SNSはやらないと決めて、対面のモニターと研修に集中した
- イチさん:相手の会社の業務を書き出して流れ図にし、「自動化するところ・AIを使うところ・人がやるところ」に分けた
今日の1アクション:今週の仕事と家事を書き出して、毎回5〜10分かかっている繰り返しの作業を3つ選ぶ。そのうち1つを、AIに頼んでみる
ステップ2:見せられるものを、60点で1つ作る
自分のホームページ、作品、見本(モック)、動くデモ。相手に「こういうことができます」と見せられるものを1つ作ります。完成度は60点で大丈夫です。
よくある止まり方
- 作り込みすぎて、いつまでも出さない
- 作ったことを、誰にも知らせない
- 情報を詰め込みすぎて、何ができる人なのか伝わらない
途中であれば、一旦60点でいいので出してみて(面談より)
成果を出した人がやっていたこと
- くんくんさん:先に自分のホームページを作り、「ホームページが作れた」「アプリも作れた」と身近な人に話し続けていたら、相手から「教えてほしい」と言われた。本人いわく「売るつもりはありませんでした」
- ユーキさん:相手のお店のInstagramをAIに読み込ませて、そのお店用のホームページの見本まで作ってからDMを送った
- ゆうきさん:地元のビジネスサポートセンターの「この仕事ができます」リストに載せるために、ポートフォリオサイトを作った。そこから仕事が来た
- ちげさん:提案のときは、ほぼ必ずデモを作ってURLを渡している
今日の1アクション:自分のプロフィールか実績のページを、60点で1ページ公開する
ステップ3:モニターで、最初の1件と「話した数」をつくる
知り合いから順に、困りごとを聞きながら、無料か安い価格のモニターを募ります。DMや訪問など、声をかける数をあらかじめ決めて動きます。
よくある止まり方
- 声をかけるのが怖くて止まる
- LINEで用件だけ送って、断られて終わる
- 1件目が決まったあと、次の動きが止まる
まずは無料で出してみて、知り合いに何名かモニターになってもらうと、なんとなくわかってくる(面談より)
まず時間をもらった方がいい。30分でも15分でもいいので、ちょっと伺ってもいいですか?って(面談より)
成果を出した人がやっていたこと
- くんくんさん:無料のAIセッションを約60件やると決めてリストアップし、相手の困りごとをClaudeと一緒に解決していった
- ユーキさん:インスタのDMで「モニターとして無料で制作します」と送り、1件目は当日に決まった。2件目は直接お店に行って名刺を渡し、2週間後にDMが来て受注した
- ちげさん:毎日2〜3通、多い日は5〜10通のDMを送っている。DMだけで3件受注した
今日の1アクション:知り合い1人に「無料でやるので、困っていることを聞かせてほしい」と連絡して、30分の時間をもらう
ステップ4:相手の予算を聞いて、値段をつける
困りごと・理想の状態・予算・期限を聞いてから、値段を出します。プランを3つ(松竹梅)用意して、相手の予算を真ん中に置くと、断られにくくなります。
よくある止まり方
- 値段の根拠がなく「とりあえず3,000円」にしてしまう
- 最初の相談で、解決策を全部無料で教えてしまう
- 相場を調べても幅が広すぎて、決められない
自分の欲しい金額と、だいたいの時給で計算するといい(面談より)
いちばん安いプランでも、自分の生活費と作業費は必ず出す。線引きした方がいい(面談より)
成果を出した人がやっていたこと
- くんくんさん:ヒアリングで聞くのは、現状・短期のゴール・長期のゴール・予算の4つ。「なんぼぐらい出せるって聞くだけです」。その予算を松竹梅の真ん中に置き、価格はClaudeとも相談して決めた
- ちげさん:見積もりは松竹梅で出し、予算に近いものを真ん中に置く。値段は作業時間ではなく、相手にとってのメリットで決める
- ゆうきさん:月額8万円の見積もりを、Claudeと壁打ちしてから送った。「結構ビビりながら見積書を送って、でもスッと通った」
- イチさん:人の手でやる場合の費用と、自動化した後の費用を並べて見せた
今日の1アクション:次に話す相手に「いくらくらいなら出せますか」と1回聞く。その金額を真ん中にした、3つの値段を書いてみる
ステップ5:続く形にして、事例にする
納品したら、月額のサポートや保守をつけて、1回きりで終わらない形にします。終わった仕事は、数字つきの事例にして、次の紹介につなげます。
よくある止まり方
- 1件ごとに、また一から営業し直している
- 保守にどこまで含めるか決めていなくて、あとで揉める
- 3ヶ月続かずに、やめてしまう
フリーランスになることや、副業で稼ぐことよりも、稼ぎ続けることが難しい(面談より)
成果を出した人がやっていたこと
- ゆうきさん:4つのクライアントとの仕事を合わせて、毎月12万8,000円が入る形になった
- ユーキさん:制作費は0円にして、月額3,300円(税込)のサポートをつけた
- ちげさん:保守に含める範囲と、別に見積もる範囲を、最初に相手と決めている
- くんくんさん:「三ヶ月前後、種を植えて実るのが…」「動く。会う。やる。これ回すだけです」
今日の1アクション:1件終わったら、相手に「次に困っていることは何ですか」と1つ聞いて、メモに残す
もう一つの道:自分の商品を売る
5ステップは、誰かの仕事を手伝ってお金にする道です。自分の商品を売る道もあります。愛媛のみかん農家のみちおさんは、Instagramから公式LINEに登録してもらう流れを作り、LINEの登録者に先行販売して、みかんジュース649本を約2ヶ月で売り切りました。面談から、面識のない人の注文が入るまで約3ヶ月かかっています。
目標の金額から逆算して、売上の計画を立てる方法は、無料のレッスン「個人で月20万円を作る 5ステップ・ロードマップ」で詳しく話しています。この記事は「最初の1件まで」、レッスンは「月20万円までの設計」と考えてください。
成果インタビューで、もっと詳しく
この記事に出てきたメンバーの話は、成果インタビューの録画で詳しく見られます(フリ校の講座内で公開しています)。
9人の事例をまとめた記事は「AIでお金になった事例9選」です。
いまどのステップにいるか、15分で一緒に確かめます
5ステップのどこで止まっているかは、自分ではなかなかわかりません。無料の個別面談では、今の状況を聞いて、次にやることを1つだけ一緒に決めます。Zoomで15分、売り込みはしません。相談したいことがまとまっていなくても大丈夫です。
