個別面談、セミナーのチャット、ポッドキャストへの質問。AIを始めたばかりの人から届く質問は、だいたい同じところに集まります。
この記事では、2026年8月から10月に実際によく聞かれた質問を10個選んで、ぼくがふだん答えている内容をまとめました。上から順に、始めたばかりの人がつまずく順番です。

料金や機能は変わりやすいので、2026年10月7日時点の情報です。
Q1. ClaudeとClaude Codeは、何が違うんですか?
Claudeのアプリの中に、チャット・Cowork・Codeの3つがあります。チャットは質問に答えてくれる場所。CoworkとCodeは、パソコンの中のファイルを読んだり作ったりして、作業ごと任せられる場所です。
Coworkは、できることを少し絞って安全にしたもの。Codeは、パソコン全体を使って、サイト作りや自動化まで任せられます。ほとんどの仕事はCoworkでも終わりますが、慣れてきたらCodeを使うのがおすすめです。
Q2. 無料でも使えますか? いくらかかりますか?
Claudeのアプリは無料でダウンロードでき、チャットは無料プランでも使えます。ただ、Claude Codeを使うには有料プラン(Pro以上)が必要です。
最初はいちばん安い有料プランからで大丈夫です。使う量が増えて足りなくなったら、上のプランを考えます。料金は変わることがあるので、契約する前に公式の料金ページで確かめてください。
Q3. ChatGPTとClaude、どっちに課金すればいいですか?
結論は、使えるなら両方です。ぼくは、文章・仕事の段取り・コードはClaude、画像や動画はChatGPT側(Codex)を使うことが多いです。
どちらか1つなら、まず1つ契約して、とにかく早く使い始めることを優先してください。ChatGPTの有料プランでは、Codexという、Claude Codeと同じように作業を任せられる道具も使えます。迷っている時間がいちばんもったいないです。
Q4. 何から始めればいいですか?
やりたいことを、そのままAIに相談するところから始めてください。「◯◯をやりたいけど、何から始めればいい?」と聞けば、手順を出してくれます。専門用語を先に覚える必要はありません。
あとは、1日1つ、実際に試すこと。最初の3ヶ月くらいは、毎日少しでも触る期間だと思ってください。どこから学べばいいかは、無料講座マップに目的別の順番をまとめています。
Q5. どんなパソコンが必要ですか?
AIの重い処理はインターネットの向こう側でやってくれるので、ふつうの使い方なら、高いパソコンは要りません。
ぼくの目安では、Macなら2020年以降のもの(M1チップ以降)、ストレージは256GB以上、メモリは16GBあると安心です。動画の書き出しなど、パソコンの中で重い作業をさせたい場合は、もう少し上のものを考えます。これは公式の条件ではなく、ぼくの経験からの目安です。
Q6. Claude Codeで返事が来ません
いちばん多い原因は、Gitという道具が入っていないことです。上から順に確認するチェックリストを「Claude Codeで返事が来ないときに見る7か所」にまとめています。
どこで止まっているかわからないときは、画面をスクショしてClaudeのチャットに貼り、「これは何?」と聞くのがいちばん早いです。
Q7. うまく頼むコツはありますか?
1つ目は、具体的に頼むこと。「データを集めて」ではなく「100件くらい集めて、表にして」のように、量と形を伝えます。
2つ目は、出てきたものに直してほしいところを伝えること。「ここをこう直した」と5〜7個まとめて渡すと、次から同じように直してくれます。
3つ目は、別の作業を始めるときは新しい会話にすること。同じ会話で続けると、関係のない話まで読み直して、遅くなったり料金がかさんだりします。よく頼む作業は、手順として保存しておく(スキルにする)と毎回説明しなくて済みます。
Q8. CLAUDE.mdは、1つ作ればいいですか?
CLAUDE.mdは、Claude Codeが作業のたびに読む「うちのルール」のメモです。基本は全体用に1つでいいです。
書きすぎると、AIも読むのが大変になります。細かい手順は別のファイル(スキルや説明書)に分けて、CLAUDE.mdには「どこを読めばいいか」だけを書いておくのがおすすめです。
Q9. 入力した情報は、学習されたり漏れたりしませんか?
クライアントの資料を扱う人が、いちばん気にするところです。入力した内容がどう扱われるか(学習に使われるか、どれくらいの期間残るか)は、プランや設定で変わります。仕事で使う前に、公式のプライバシーの案内で、自分のプランの扱いを確かめてください。
ぼくは、メールやスマホに預けている情報と同じくらいの感覚で扱っています。そのうえで、パスワードや決済の情報など、作業に必要のないものは入れない、を基本にしてください。
Q10. AIが間違えたり、いかにもAIっぽくなったりしたら?
AIは読み間違えることがあります。数字や図面など間違えると困るものは、紙の写真ではなく、データやきれいなPDFで渡すと間違いが減ります。出てきたものは、最後に人が確認します。
見た目が「AIっぽい」ときは、プロのデザイナー並みを最初から目指さないことです。まず形にして、直してほしいところを具体的に伝えて、少しずつ自分の好みに寄せていきます。
ほかの質問は、面談で一緒に
ここにない質問や、自分の状況だとどうなるのかを聞きたいときは、無料の個別面談を使ってください。Zoomで15分、今の状況を聞いて、次にやることを1つだけ一緒に決めます。相談したいことがまとまっていなくても大丈夫です。
